小澤征爾さんがお亡くなりになりました。 [2024/02/12(祝)] |
小澤征爾さんがお亡くなりになりました。自分が反抗期になる前の小学5年生だったか6年生だったころ、親に買ってもらった3枚目のCDが小澤征爾さんの指揮するベートーヴェンの交響曲第5番とピアノ協奏曲第5番(ピアノは確かピーター・ゼルキン)のセットものでした。非常に疾走感溢れる演奏で、クラシックが好きになるきっかけをつくってくれました。その後「ボクの音楽武者修行」とかいう文庫本を読んで、バイク一つに荷物を積んで欧米に渡り、それこそ裸一貫で音楽の世界を渡り歩いていったその姿に、ひたむきに、とか、がむしゃらに、とかいう言葉の大切さを教えてもらったように感じて、その後の自分の反抗期の糧になったような気がしています(ちなみにその文庫本を選んだのは、学校の課題図書の中でエッセイもので一番読みやすそうだったがら、というのが正直なところです・・・)。 本日、とある業者さんとの打ち合わせの行き帰りの車中で、久しぶりに小澤征爾さんの指揮するCDを聞きました。行きはドボルザークの第9、帰りはマーラーの第9の第1楽章を聞きました。ノリのいいドボルザークと丁度いいテンポで美しく響かせるマーラーに、一人車の中で拍手していました(傍からみるとかなり怪しい・・・)。最近はspotifyなんかの便利なツールがあって、それで流行りの音楽を車中で聞くことばかりでしたが、多少操作がめんどくさいCDでクラシックを聞くのもなかなかいいものです。 ひたむきに、がむしゃらに。私の好きな言葉です。 ご冥福をお祈り致します。 |
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本日自分の部屋のCDの棚をあさってみましたが、子供の頃に買ってもらったCDは見当たりませんでした。どこに行ったかな~。 写真のBOXセットは大人になってから大人買いしたものです。もう一度時間を作って聞き直したいと思います。 |
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