1年遅れのショパンコンクール [2021/10/23(土)] |
コロナ禍で延期になっていたショパンコンクールが無事終わりました。自分はピアノが弾けないのと、管弦楽曲の方が好きなのとであまりピアノコンクールの類は観たり聴いたりすることはなかったのですが、先週の日曜、昼食の肉うどんの準備をしながら何気なくショパンコンクールのYouTubeを聴いていたところ、小林愛実さんの3次予選のプレリュードの演奏で、包丁を動かす手が止まってしまいました(でもちゃんと肉うどんは完成させました)。自分はマウリツィオ・ポリーニというピアニストのCDしか、プレリュードはたいして聴いたことがなかったのですが、ポリーニよりも気迫がみなぎっており、ピアノ素人の自分にもすごいと感じさせるくらいの圧巻の演奏でした。最終的には4位でしたけど、まあすごいことです。反田恭平さんの演奏も観ましたよ。お二人ともすごいですね。 自分は小さい頃親に連れられて田舎のピアノ教室に連れて行かれたことがあります。子供のうちは何事もゼロからのスタートなので、最初のうちはそこそこ上達するもんですが、自分はサッカーやらバスケットやらの方に気が向いてしまい(だって翼君が流行っていましたから)、すぐにピアノから興味が離れてしまいました。今となってピアノ練習を続けておけばよかったと後悔してもどうしようもありません。諭してくれなかった親のせいにしても仕方ありません。 なので自分の子どもたちにはピアノを習わせています。普通の曲はそこそこ弾けてはいるようですが、何故かネコふんじゃっただけは上手く弾けないよー、と嘆いています。不思議でなりません(私は弾けます)。でもあの曲は別にうまく弾く必要はない・・・。 コロナ禍が収まってきていつもの日常が戻りつつあります。嬉しい限りです。まだ観ることができていないコンクールの映像もいっぱいあるので、しばらくはいい時間潰しになりそうです。 でも向こうは真剣勝負なので、ご飯の準備なんかしながら聴いては失礼だなあ、とちょっと反省してます。 |
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