あちこちでいろいろなセミが鳴いてます。そんな季節になりました。その声を聞きながら今日も自転車で走っていると、小学校高学年と思わしき少年二人が虫取り網を抱えながら、沿道に立ち並ぶ木々を見上げていました。夏の微笑ましい光景にちょっと嬉しくなりながら近くを通り過ぎたその直後、左腕にピシャっと何やら冷たい液体をかけられました。「やられたー」と考えるも為す術なく、そのまま家路へ。シャワーを浴びる前に匂いを嗅いでみましたが、無臭。何度かセミのオシッコを浴びたことのあるうちの子が、「セミのオシッコ匂いしないよ」と。自分はクワガタやカブトムシやカマキリなどはよく捕獲してましたが、セミ取りはしたことなかったので、そんなことは知りませんでした。人間の場合はタンパク質を分解した際にでるアンモニアを尿に排出しないといけないため、例のアンモニア臭がしますが、セミの尿は老廃物ではないのかな。農学部時代に害虫学かなんかの講義で昆虫の生態や生理を学びましたが、セミの尿に関する講義はなかったです。というかセミは農作物を荒らすわけではないので講義にでてくるはずはないのですが。まあいずれにしても、この暑い最中大事な水分を使わざるを得ないセミの必死さを、一人湯船に浸かりながら感じてました。
全くのとばっちりでしたが、あまり悪い気はしませんでした。 |
