自分は過去に胃カメラと大腸カメラの検査を受けたことはあったものの、カプセル内視鏡検査は受けたことがありませんでした。なので、というわけではないのですが、本日それを受けてみました。診療開始時間前に腰にセンサーベルトを巻き付け、ポシェット型の記録装置を装着し、いざカプセルを服用。大きさは人差し指の先くらい(ちょっと大きめ)。飲み込めるか心配でしたが、意外とあっさり飲み込めました。もちろん無味無臭(噛んではいけません)。そのまま本日の診療へ。今日来院された患者さんには刻々と映し出される私の腸の画像をお見せしたりしましたが(ある意味変わった光景)、皆さん結構興味深々なご様子でした。「いい時代になったもんだねー」と、とあるおじいちゃん。 確かに医療の進歩は目覚ましく、まさに日進月歩で、内視鏡自体もかなり細くなりましたし、早期がんの診断に役立つ波長の異なる光を使用しての内視鏡観察なんてものも出てきています。エコーやCT、MRIなんかもどんどん性能は良くなってますし、治療薬にしたって毎年のようにいい薬が出てきています。ちまたはコロナウイルスの影響でオンライン云々が注目されたりしていますが、オンラインではそれらの医療はほぼ提供できません。聴診すらできないし。 早くいつもの日常が戻るよう願うばかりです。 |